アニプレッション

アニメブログの新たな形を目指します。クロスレビューと各メンバーの個性を生かした多岐な記事を発表する事で、アニメ語りの面白さを伝えられる場にしていきたいです。またメンバー以外でも、ぜひ記事を書きたいという人はツイッターやコメントなどでご連絡ください。

演出

監督と作画監督の相性

日本のテレビアニメは、たくさんの人が関わる共同作業です。
各セクションに分かれ、徹底した分業制が取られています。
役割分担です。

漫画とアニメはしばしば一緒くたにされますが、両者を峻別するのは、やはり関わっている人員の数の多寡だと思います。
漫画家にもアシスタントがいますが、アニメ制作と比べると少人数ですよね。

関わる人数の違いもそうですが、制作工程において、別の観点から、決定的な違いを見出すことができます。
それは、「漫画では、原作付きでない場合、ネーム(コンテ)と作画を同じ人(つまり漫画家)が担当するが、アニメの場合、コンテを切る人と作画監督が違う場合が多い」ということです。
例外はあります。
『ヒカルの碁』や『アイシールド21』は、原作者が描いたネームをもとに漫画家が作画を行った漫画作品です。
また、アニメ制作においても、絵コンテと作画監督が同じ人であるケースはままあります。アニメーター出身の監督の場合、自ら原画を描いたりもする。今期では『未来日記』の監督である細田直人さんがアニメーター出身ですよね。
ですがそれら例外をのぞくと、漫画家はネームからペン入れに至るまでの過程をほぼ一人で担当しますし、アニメでは演出家がコンテを切り、アニメーターは作画に専念することが多いでしょう。

これは分業制が浸透しているかどうかの違いでしょう。
漫画界でも『ゴルゴ13』はさいとうプロという「集団」で作られていたりしますが、そういった例はひとまず置いておきましょう。
分業制が定着すると、演出家とアニメーターの相性の問題が出てきます。続きを読む

拍手する

アニメオタクは電気紙芝居の夢を見るか!?

・・・意味不明なタイトルですが。


【アニメ番組の感想を書くにあたって、あえて作画や美術といった「品質に関わる要素」を軽視し、内に宿る「テレビ漫画的要素」を何とかして抽出しようとする試み】 

本稿ではこれを考察しようと思います。続きを読む

拍手する

『魔法少女 まどか★マギカ』における永遠の迷路--第1話から半永久的に反復された世界を振り返る

1.はじめに


こんにちわ、柚木です。2011年冬季に放送されていたアニメ『魔法少女 まどか★マギカ』であるが、ユリイカの2011年11月臨時増刊号では本作品の特集が組まれているなど、放送終了後にも話題が衰えることなく盛り上がりをみせるアニメの1つではないだろうか。

本作品は、今まで指摘なされていた半永久的に反復された世界や繰り返しということが第10話において語られ明らかになったと思う。だが、そのことを踏まえ第1話に振り返ってみるとそのことがすでに提示されていたかのようなのである。そこで今回は、第1話から第10話で明かされた事実について触れていきたいと思う。
続きを読む

拍手する

『猫神やおよろず』における2人の距離感を強調する演出

1.はじめに


こんにちわ、のんたんです。現在放送中の『猫神やおよろず』ですが、原作者のFLIPFLOPsは東方ジャンルの同人誌でご活躍されていたようです。そのようなこともあってか、キャラクターデザインをはじめ、全体的にも東方らしい雰囲気を醸し出しているということも言われているようなのです(*1)

そのようなことも含めキャラクターが可愛いということも魅力的ですが、第8話において、ゴン太の意識した目線を枠を用いて表現しているなど(*2)、魅力的な演出を見ることができるアニメではないでしょうか。

今回も繭が古宮柚子に1つ願いを叶えてやろうとするものの、柚子はそれを拒んでいるように、この時点では2人の間には一定の距離感があるかのようでした。
しかも、そのことを強調するかのような演出が施されているかのようでした。そこで今回は、2人の距離感を強調する演出についてみていくことにしたいと思います。

続きを読む

拍手する

『バカとテストと召喚獣』におけるキャラクターの心情が露わになる瞬間--心と心を繋ぐ架け橋的演出

1.はじめに


こんにちわ、柚木です。現在放送されている『バカとテストと召喚獣 にっ!』ですが、視聴してまず印象に残るのは画面全体がとても鮮やかさであるということだと思います。本編はもちろんのこと、OPなどでもパステル調の色彩が用いられているためか、その鮮やかさだけでもついつい見惚れてしまいます。

それに、OPやCM前に入るアイキャッチに映し出されれている問題など、大量の文章が画面に表示されており、かつ数秒しか表示されないために私たち(視聴者)は文字を一語一句読むことはできない状況に陥ってしまうように思われます。しかし、私たちは画面の情報を読み取ることができない状況に陥ると情報を読み取るため通常以上に集中して視聴してしまい、いつの間にか画面に食いついてしまうのではないでしょうか。

他にも、第8話における美波の心情をフィルム調を用いて表現するなど(*1)、すでに指摘なされているように、素晴らしい演出を数多く視聴することができるアニメであるように思わます。

第9話において吉井明久と姫路瑞希が橋の上でやりとりしているというシーンがありましたが、このような橋を用いたシーンを1期の第4話でも目にしました。そこで今回は、1期の第4話における橋を用いたシーンをみていき、そこから今回のシーンをみていくことにしたいと思います。続きを読む

拍手する

同人誌告知
アニプレッション Vol.3 今回は富野特集として、特に富野監督を知らない方に向けて、富野作品と監督の良さを伝えていきたいということで、ちょっとした特集を組みました。
アニプレッション Vol.3(通販)
とらのあなで委託販売中です。通販で予約してお近くのとらのあなで受け取れば、送料なしで買えます。よろしくお願いします。

別冊アニプレッション 2000年代オススメアニメ各年別レビュー掲載! ピンドラ、けいおん、アイマス、Fateなどの考察を特集しています。現在、とらのあなにて通信販売中です。
別冊アニプレ 2011冬号(通販)
おかげ様で完売しました。ありがとうございました。

アニプレッション Vol.2 アニメを楽しく語る本です。今年、人気を博したまどマギ・タクト・あの花、3本のオリジナルアニメを中心に特集を組みました。
アニプレッション vol.2(通販)

アニプレッション Vol.1 2010年の人気作品を中心に語り倒した内容になっています。
アニプレッション vol.1(通販)
記事検索
参加者
失われた何か(おはぎ)
アニメーションの魅力を語れる場にしていきましょう!!
この空が消えてなくなるその日まで
ご連絡はikagayasaito@gmail.com迄
もす!(神酒原(みきはら) )
…人間の生涯に、何らかの価値があるとするならば、それはその何者かと戦うところにしかない。自分の代わりにものごとを考えてくれるイマジネーターと対決するVSイマジネーター ―それこそが人々がまず最初に立たねばならない位置だろう ――霧間誠一
妄想詩人の手記(おパゲーヌス)
アニメにおける「見せ方の良し悪し」と「価値のありか」をきちんと評価できるような記事を書いていくのが目標です。アニメは芸術たり得るか。そんな命題を常に問いかけながら、なるべく好意的にアニメと向き合っていきたい。
Phantom(柚木礼)
アニメの演出に興味があります。
FullHuRo フル・風呂
アニメ感想による「アニメ興行師」見習い中。良作・珍作・迷作の情報求む。記事内容の補足もtwitterでもやってます!
大好きなアニメを観て感じたこと、想ったことを大切にした記事を通して、色々な人たちと多角的に一つの作品やアニメ業界を見つめ、よりよい形で『アニメ』というものを付き合い、理解して行きたいです。
半熟ゆでたまご(クラッカ)
アニメに関する演出・作画の記事を中心に書いています。 背景が綿密に描き込まれていて一つひとつの動きを破綻なく描く作品より、 ハッタリ重視でアニメという空間ならではの演出を見せてくれる作品の方が好き。
今期はアニメから遠ざかってる人。来期は何がなんでも復帰したい。そして、そろそろ初投稿を。
『アニプレッション!!』が出す同人誌のイラスト担当。
かて日記-あにめな生活-(かてぽん)ぼくここ。ぼららら。
メルクマール (メルクマール)
Welcome to our adolescence.(サンキョー)
あにめっき(アンドルセン)
月別アーカイブ
その他
アニプレッション!!
アニ☆ブロぶろぐ
QLOOKアクセス解析
最新コメント
Twitter

anipressionをフォローしましょう