幾原邦彦
こんにちは、おはぎです。
今回、「輪るピングドラム」の5話を視聴しましたが
前回から出てきた夏芽 真砂子(なつめ まさこ)さん。
この名前を聞いた時、女優「夏目雅子」さんの名前を思い出さずにはいられませんでした。
夏目雅子さんを知らない方に、簡単に説明します。
1957-1985 昭和時代後期の女優。昭和32年12月17日生まれ。51年テレビドラマ「愛が見えますか」の主役でデビュー,52年カネボウ化粧品のキャンペーンガールとなる。映画でも活躍し,「鬼竜院花子の生涯」でブルーリボン主演女優賞。59年伊集院静と結婚。白血病でたおれ,昭和60年9月11日死去。27歳。(コトバンクより)
というように、その絶世の美しさと、圧倒的な存在感ある演技でデビューし、
とても惜しまれつつ27歳の若さで急逝した、昭和の末期に活躍した女優さんです。
全盛期のまま、お亡くなりになった意味で、伝説的存在になってもいます。
夏目さんの写真を見ればわかりますが、本当に美しい方でした。
もし夏目さんが今でも生きていたら、大物女優として今でも活躍していたでしょう。
夏目雅子さんは昭和という時代を象徴する人の一人だと思っています。
ここで気づいたのは、夏目雅子さん以外にもこの作品は
昭和的なものをイメージ連想させられずにはいられない描写が多いという事です。
そこで、この記事では「輪るピングドラム」と昭和という時代の接点を
キャラクターの名前や描写、挿入歌からみていきたいと思います。
一応、筆者の妄想なので、当たってるかどうかはあしからず。
続きを読む
今回、「輪るピングドラム」の5話を視聴しましたが
前回から出てきた夏芽 真砂子(なつめ まさこ)さん。
この名前を聞いた時、女優「夏目雅子」さんの名前を思い出さずにはいられませんでした。
夏目雅子さんを知らない方に、簡単に説明します。
というように、その絶世の美しさと、圧倒的な存在感ある演技でデビューし、
とても惜しまれつつ27歳の若さで急逝した、昭和の末期に活躍した女優さんです。
全盛期のまま、お亡くなりになった意味で、伝説的存在になってもいます。
夏目さんの写真を見ればわかりますが、本当に美しい方でした。
もし夏目さんが今でも生きていたら、大物女優として今でも活躍していたでしょう。
夏目雅子さんは昭和という時代を象徴する人の一人だと思っています。
ここで気づいたのは、夏目雅子さん以外にもこの作品は
昭和的なものをイメージ連想させられずにはいられない描写が多いという事です。
そこで、この記事では「輪るピングドラム」と昭和という時代の接点を
キャラクターの名前や描写、挿入歌からみていきたいと思います。
一応、筆者の妄想なので、当たってるかどうかはあしからず。
続きを読む
2011年07月10日19:12 |
こんにちは。おはぎです。
まっつねさんが「輪るピングドラム」において
「黄色に関する追加考察」という記事を書かれました。
http://d.hatena.ne.jp/mattune/20110710/1310264625 (まっつねのアニメとか作画とか)
画面を支配する黄色、そしてピカチュウは黄色である事から
黄色はパワーのある狂気の色というご指摘されていましたが、
そもそも「輪るピングドラム」の幾原邦彦監督が黄色でした。
少女革命ウテナ1巻 映像特典より 幾原邦彦監督
この映像は14年前(1997年当時)ですが、その頃は既にポケットモンスター大ブーム。
幾原監督はピカチュウを意識してこの髪色にした可能性は大いにあります。
さらに現在でも幾原監督の髪色には黄色がきちんと残されています。
また「少女革命ウテナ」と「ポケットモンスター」は同時期に放映されました。
少女革命ウテナ:1997年4月2日 テレビ東京系18:00より
ポケットモンスター:1997年4月1日 テレビ東京系18:30より
奇しくも1日違い、時間も30分違うだけです。
ウテナとポケモンの運命を感じますね。
さらにいえば、ピカチュウと幾原監督には違う因縁もあります。
幾原監督は劇作家・詩人の寺山修司から受けた影響を公言していますが、
この寺山修司と関係が深かったのは言わずと知れた美輪明宏。
寺山と美輪の関係はただならないものであったと一部では言われています。
そんな美輪ですが、美輪はピカチュウを前世だと公言しているのです。
「ピカチュウの生まれ変わり 美輪明宏がビデオで告白」
まっつねさんが「輪るピングドラム」において
「黄色に関する追加考察」という記事を書かれました。
http://d.hatena.ne.jp/mattune/20110710/1310264625 (まっつねのアニメとか作画とか)
画面を支配する黄色、そしてピカチュウは黄色である事から
黄色はパワーのある狂気の色というご指摘されていましたが、
そもそも「輪るピングドラム」の幾原邦彦監督が黄色でした。
少女革命ウテナ1巻 映像特典より 幾原邦彦監督
この映像は14年前(1997年当時)ですが、その頃は既にポケットモンスター大ブーム。
幾原監督はピカチュウを意識してこの髪色にした可能性は大いにあります。
さらに現在でも幾原監督の髪色には黄色がきちんと残されています。
また「少女革命ウテナ」と「ポケットモンスター」は同時期に放映されました。
少女革命ウテナ:1997年4月2日 テレビ東京系18:00より
ポケットモンスター:1997年4月1日 テレビ東京系18:30より
奇しくも1日違い、時間も30分違うだけです。
ウテナとポケモンの運命を感じますね。
さらにいえば、ピカチュウと幾原監督には違う因縁もあります。
幾原監督は劇作家・詩人の寺山修司から受けた影響を公言していますが、
この寺山修司と関係が深かったのは言わずと知れた美輪明宏。
寺山と美輪の関係はただならないものであったと一部では言われています。
そんな美輪ですが、美輪はピカチュウを前世だと公言しているのです。
「ピカチュウの生まれ変わり 美輪明宏がビデオで告白」
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060901000650.html (47NEWS)
つまり
ピカチュウ→美輪明宏=寺山修司→幾原邦彦
という 図式が成り立ち、幾原さんとピカチュウ(黄色)には
ただならない関係があったと様々な側面からいえるのです。
という事で、ピングドラムにおいて黄色がどう使われるのか、楽しみですね。
それでは今回は以上です。
同人誌告知
今回は富野特集として、特に富野監督を知らない方に向けて、富野作品と監督の良さを伝えていきたいということで、ちょっとした特集を組みました。
アニプレッション Vol.3(通販)
とらのあなで委託販売中です。通販で予約してお近くのとらのあなで受け取れば、送料なしで買えます。よろしくお願いします。
2000年代オススメアニメ各年別レビュー掲載! ピンドラ、けいおん、アイマス、Fateなどの考察を特集しています。現在、とらのあなにて通信販売中です。
別冊アニプレ 2011冬号(通販)
おかげ様で完売しました。ありがとうございました。
アニメを楽しく語る本です。今年、人気を博したまどマギ・タクト・あの花、3本のオリジナルアニメを中心に特集を組みました。
アニプレッション vol.2(通販)
2010年の人気作品を中心に語り倒した内容になっています。
アニプレッション vol.1(通販)
アニプレッション Vol.3(通販)
とらのあなで委託販売中です。通販で予約してお近くのとらのあなで受け取れば、送料なしで買えます。よろしくお願いします。
2000年代オススメアニメ各年別レビュー掲載! ピンドラ、けいおん、アイマス、Fateなどの考察を特集しています。現在、とらのあなにて通信販売中です。
別冊アニプレ 2011冬号(通販)
おかげ様で完売しました。ありがとうございました。
アニメを楽しく語る本です。今年、人気を博したまどマギ・タクト・あの花、3本のオリジナルアニメを中心に特集を組みました。
アニプレッション vol.2(通販)
2010年の人気作品を中心に語り倒した内容になっています。
アニプレッション vol.1(通販)
記事検索
参加者
失われた何か(おはぎ)
アニメーションの魅力を語れる場にしていきましょう!!
サイとはいかが?(サイと)
この空が消えてなくなるその日まで
ご連絡はikagayasaito@gmail.com迄
ご連絡はikagayasaito@gmail.com迄
もす!(神酒原(みきはら)
)
…人間の生涯に、何らかの価値があるとするならば、それはその何者かと戦うところにしかない。自分の代わりにものごとを考えてくれるイマジネーターと対決するVSイマジネーター ―それこそが人々がまず最初に立たねばならない位置だろう ――霧間誠一
妄想詩人の手記(おパゲーヌス)
アニメにおける「見せ方の良し悪し」と「価値のありか」をきちんと評価できるような記事を書いていくのが目標です。アニメは芸術たり得るか。そんな命題を常に問いかけながら、なるべく好意的にアニメと向き合っていきたい。
Phantom(柚木礼)
アニメの演出に興味があります。
FullHuRo
フル・風呂
アニメ感想による「アニメ興行師」見習い中。良作・珍作・迷作の情報求む。記事内容の補足もtwitterでもやってます!
刹那的虹色世界(月詠)
大好きなアニメを観て感じたこと、想ったことを大切にした記事を通して、色々な人たちと多角的に一つの作品やアニメ業界を見つめ、よりよい形で『アニメ』というものを付き合い、理解して行きたいです。
半熟ゆでたまご(クラッカ)
アニメに関する演出・作画の記事を中心に書いています。
背景が綿密に描き込まれていて一つひとつの動きを破綻なく描く作品より、
ハッタリ重視でアニメという空間ならではの演出を見せてくれる作品の方が好き。
混沌-chaos-という名のクロニクル(めりんだ)
今期はアニメから遠ざかってる人。来期は何がなんでも復帰したい。そして、そろそろ初投稿を。
あるアッタカサの日常(がりモル)
『アニプレッション!!』が出す同人誌のイラスト担当。
もっと最高の夢を(ばると)
かて日記-あにめな生活-(かてぽん)ぼくここ。ぼららら。
メルクマール
(メルクマール)
Welcome to our adolescence.(サンキョー)
あにめっき(アンドルセン)
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
その他
最新コメント