現在放映中の『ゆゆ式』。今期では貴重な、ほのぼのまったりと日常を描く作品である。

そんな『ゆゆ式』の7話で、主人公たち三人(ゆずこ・唯・縁)がそれぞれ中華まんを購入して食べる、というシーンがある。せっかくなので、そんなシーンから主人公たち三人のキャラクターの内面を考えてみたいと思う。

考察って言っても、そんな堅苦しいものじゃなく、せっかくほのぼの日常を描く『ゆゆ式』を取り扱うので、ガッツリ考察するというより、キャラクターをより深く愛でるためのお遊び……というと誤解を生むかもしれないが、楽しみながらキャラクターについて考えてみるような感じで捉えていただけると嬉しい。

では、詳細は続きからどうぞ。









最初に

yuyushiki



ゆずこ・唯・縁の三人が買ったのは、以下の通り。

ゆずこ … ピザまん
唯   … カレーまん
縁   … 豚まん(肉まん)

それぞれ別の味の中華まんを買っているので、「これは!」と思って今回の記事を思いついたw 実は5話でもお弁当のシーンがあって同じことをしようとしたのだけど、その時は縁がお弁当で、ゆずこと唯がどちらもコンビニ(パン)で差別化が難しかったので断念しているw

まぁ、堅苦しくならず、ざっくり考えて観よう。



ゆずこ … ピザまん
今となっては大して珍しいわけでもないピザまんだが、それでも「中華まん」のカテゴリーでは「豚まん」「あんまん」がオーソドックスであろう点を考えると、やや珍種・珍品に見える。敢えてオーソドックスなものではなく、そういったものを選ぶチャレンジ精神・冒険心は、ゆずこの好奇心旺盛さを示しているのかもしれない。

まぁ、単純にゆずこがピザ好きっていうのもあるのかもしれないが。まったく関係ないけど、以前「ピザって十回言って見て」というネタをやっていたし、それに引っ張られている?(違うと思うけどw


唯   … カレーまん
ゆずこのピザまんと同じように、珍しくはないがオーソドックスではないカレーまんを選んだ唯。真面目な彼女ならオーソドックスな豚まんやあんまんを選びそうだったが、そうではないようだ。

とはいえ「カレー」という食材・具材は日本人にとっては親しみ慣れたポピュラーなもの。さらに家庭によって微妙な差異がある料理でもある。
そしてゆずこ曰く唯は「寂しがり屋さん」らしく、お正月、唯のご両親は不在だったようだ。

ここから察するに、「カレー=家庭の味」といったところから、(もしまだご両親が帰ってきていないのなら)唯は寂しさから無意識にカレーまんを選んだのかもしれない。


縁   … 豚まん(肉まん)
上記二人に比べれば非常にオーソドックスな味を選んだ縁。お金持ちで、お正月三が日は挨拶回りや新年会で忙しかったっぽい縁の、この味を選択した意図はなんだろう。

一つは食べ慣れていない可能性。今はあまりそういう感じは受けないが、それでもお金持ちの家の娘さん。本編ではゆずこに便乗して騒いでいる印象が強いけれど、便乗しない時は割と普通(?)なところもあるので、食べ慣れていないものでチャレンジ精神を見せるよりは無難にオーソドックスなものを選んだ慎重さが出ている?

もう一つは単純におせちや豪華な料理に飽きている可能性。そういった時ほど、対極にあるシンプルなジャンクフードを好むような気もするので、中華まんの選択肢も奇をてらわずシンプルな豚まんを好んだのかもしれない。



最後に
こんなところですw 別に大したことじゃないんですけどね、こんなこと。

ただ大枠で同じ商品を選びながら、細かく観て行くとそれぞれ違う味や違うバリエーションのものを選ぶと、「どうしてそれを選んだのか?」というところからキャラクターを一層深く知ったり、愛でたり出来るんじゃないかと常々思っているので、試してみました。どうだったでしょうか。

「考察」とかいうととても堅苦しいイメージがあるけれど、こんな何気ない素材で肩ひじ張らず楽しみながら出来ることもあるんだなーと知ってもらえれば嬉しいです。こういうことの積み重ねが、最終的に「考察」というものに繋がるのかもしれませんし。

以上です。ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


ちなみに中華まんの選択ですが、メタな見方をすれば、もしかしたらゆずこと唯は髪・瞳の色(≒イメージカラー?)と中華まんの色を合わせた、という考えも出来ますw ピザまんはゆずこの髪や瞳の色に近い赤系だったし、唯はカレーまんということで黄色だったし。縁は、さすがに青い生地の中華まんなんてないからなーwww