こんにちはおはぎです。

ココロコネクト11話から、新しいEDがお目見えになりました。
見ていたらすごく気に入ったので、感想を書いてみたいと思います。

それでは、どうぞ。





観覧車の軌道を描くようにカメラが動き、一周カメラが回った先に映っていたのは
高校生だった5人ではなく、過去の5人の姿でした。

このイントロ部分の観覧車の軌道に沿ったようなカメラの動きが、
Aメロに入るまでのタメを感じさせて、テンションを盛り上げてくれます。
イントロの部分の曲調もかっこよく聞こえてきます。












Aメロの部分から、寝ている現在の5人と、彼らを見守る過去の5人が映し出されます。
ここではカメラが右から左へ動くと同時に、背景の観覧車が動きます。
この二つの動きが同時に行われることで、重層的な視覚的な快感をもたらしています。

またこの手前の観覧車の軌道のように動いた円状のカメラワークから
左から右へというような線上のカメラワークへの変化も緩急のつけ方として面白いです。

次に寝ている現在の5人と見守る過去の5人の姿勢に注目。
例えば体育座りをして寝る現在の稲葉と、現在の稲葉に背を合わせる過去の稲葉。
こうした姿勢(ポーズ)そのものが5人のキャラクターを物語っているように見えます。






求めていた手から離れてしまう伊織と稲葉の手。
手の繊細な所作が「自由を求めたはずなのに~」の歌詞とシンクロして気持ち良いです。
手そのもの(所作)がクローズアップされている演出。
手が重要になるぞというシグナルでもあります。










ダダダダとドラム音に合わせて、畳み掛けるサビに入るカット割りが気持ちいいです。
ここでは伊織と稲葉が最初は向かい合っていますが、
次のカットでは違う方向を向きます。

類似点でいえば、輪るピングドラムの後期OPにおける
冠馬と晶馬が違う方向に向き合った下のカットに近い印象です。









サビの部分。伊織と稲葉が手を正面に向かって差し伸べているカット。
ここでも手が強調されています。
髪や服の揺らぎなど躍動感ある伊織と稲葉の動きに合わせて、カメラの動かし方も早いです。

また今までのカットは横から見せるカメラワークやショットが多かったですが
この伊織と稲葉の二つのカットは、キャラが手前に迫る、縦から見せるものになっています。

このED曲、サビがきちんと盛り上がるのでンションが上がって好きです。メロディ的にも好きです。




目を閉じた太一。
先ほどの躍動感ある伊織・稲葉のカットとは対照的に、太一は殆ど動きません。
唯一、口元が少し緩むぐらいです。
この動から静へのカットの切り返しも上手い!




繋ぎ合う手。
ここでも輪るピングドラムの特にEDを彷彿とさせるカットに見えます。








観覧車が軌道を描いたと同時にポンッって丸玉に分解されます。
このEDの最大のポイントはずっと背景に映し出されている観覧車だと思います。
観覧車が5人の何を表しているのかを考えるのは面白いと思います。
もちろん、メインキャラ達が過去の姿に戻ることと関係してくるはずです。




最後は今の姿が映し出されて「カコランダム」と表示されて終了。
もしかすると、過去の姿に戻ることは観覧車のようなものなのかもしれません。
うまく説明できないのですが。

・まとめ

輪るピングドラムとのEDの類似点を少し上げましたが
このEDはピングドラムの監督幾原邦彦さんが絵コンテを担当しています。
(※厳密には古川知宏さんと共同コンテ)

今回の幾原さんのEDのわかりやすいポイントとして、

・背景が白い
・手の描写が多い
・輪るモチーフ

などが挙げられるでしょう。

背景が白いのは、他に幾原さんが最近手がけた
のだめカンタービレのOPも輪るピングドラムのOP(両方)も同様です。

手の描写を重視するのも、ウテナ・ピングドラムで見られる傾向です。

最後に輪るモチーフ。
ピングドラムでは輪るモチーフが多用され世界観の形成を成していましたが
このEDでも観覧車という輪るモチーフを使っています。
幾原さんは何の意図を込めて輪るモチーフを使うのが気になります。

何より曲と映像のシンクロがカッコ良くて、何度見ても飽きないですね。


それでは今回は以上です。