こんにちは、「妄想詩人の手記」のおパゲーヌスです。


先日、家族とともに能登・金沢へ旅行に行ってきました(GWのときとあわせて今年二度目w)。

恥ずかしがり屋の自分は家族にはあまり自分のアニメ趣味を披露していないのですが、たまたま能登在住の弟が「のと鉄道がヘンなアニメとタイアップしてるみたい! 町おこしエライ!」みたいなことをつぶやいてくれたおかげで、家族に『花咲くいろは』という作品のことをいくらか説明する機会があり、よしそれならちょうど良いからぜひその鉄道に乗ってみようということに、話がとんとん拍子にまとまってくれて、『花いろ』のプチ・聖地巡礼みたいなことをしてきました。そこで早速、写真つきでご紹介したいと思います。


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のと鉄道編

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↑七尾駅にて撮影。『いろは』ファンもたくさん乗っていました。

のと鉄道は、『花咲くいろは』にて主人公の緒花たちが日常的に利用する交通機関として何度も何度も描写されてきました。実際の風景等をかなり忠実にディテールに凝って描くことでリアリティを獲得しているこのアニメ作品において、のと鉄道と西岸駅(湯乃鷺駅のモデル)は象徴的な存在と言えるでしょう。

のと鉄道は、アニメでも描かれているとおり、青と白のシンプルで鮮やかなデザインが印象的な、単線・一両編成の鉄道です。かつては輪島まで通っていたのですが、現在はかつての1/3ほどの距離に縮小され、七尾―穴水間の全8駅で運行。能登はガイドブック等にも「旅行の基本はドライブ」なんて書かれるくらい、現在は道路網が綺麗に整備され、各所に道の駅等の施設があって、無料で駐車場やトイレを提供するなど、車による名所めぐりがずいぶんと楽になっている地域なので、鉄道のほうの営業はあまり芳しくない模様。片道810円ってのも高いしねw 

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↑のと鉄道の切符。ブレたww 回収されてしまったので撮り直しは不可。ガッデム!

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↑列車の内部。なかなか広くてとても綺麗でした。そしてなんとトイレまである!

しかし海岸や田園の脇や山奥のやぶの中をゆったりと走っていくレトロな列車は、『いろは』ファンや鉄道ファンでなくても、きっと乗って見て損はないと思います。能登に旅行の際は、誰か一人に車をあずけて終点の駅に先回りしてもらって、残りのメンバーで観光を楽しむのが良いでしょうかねwww 「ぼんぼり祭り」 のモデルとなったお祭りも、のと鉄道沿線で行われているそうですよ。

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↑車窓から望む景色。右の写真で対岸に見えるのは「能登島」。

なお、『花いろ』公式サイトでも紹介されていましたが、のと鉄道では期間限定で、車内アナウンスをアニメ声優が担当するという企画が開催中。自分ももちろん聞いてきました。しゃべっていたのは、緒花(伊藤かな恵)、民子(小見川千明)、菜子(豊崎愛生)、結名(戸松遥)、巴さん(能登麻美子)の計5名。運行中に各駅の紹介を持ち回りでアナウンスしてくれます。「次は~、○○~、○○~」というアレをやってくれるのですね。また西岸駅の紹介だけは全キャラで担当。各キャラごとの特徴がよく出た小コント風のアナウンスで、駅の特徴や見どころも紹介するなど、タイアップとしては申し分ない企画だったかと。なにより、アニメファンならどうしたってついニヤケ顔になってしまうこと間違いない!w (ただ、僕が乗った時はどうにも音量が小さくてよく聞き取れなかったのが残念でした。)


西岸駅編

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次は、「湯乃鷺駅」のモデルとなった西岸駅の紹介です。
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↑残念、アニメOPで描かれてるのと向きが逆だった・・・orz

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↑改札のある建物。無人駅ですが、のと鉄道はキップを”切る”のではなく、車内の乗務員さんに渡すだけなので、あこがれのカッチカッチやるアレはありません。

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↑反対ホームへ行くには、アニメOPでもちらっとだけ描かれていますが、線路の上を渡っていきます。線路のど真ん中に立てるのって、なんか興奮しますw

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↑駅名の表札。「のとかしま」と「のとかじま」に囲まれた駅、それがにしぎし!!w 
のと鉄道では、すべての駅に、その特徴や由来を記した”愛称”がつけられています。「小牧風駅(おまきかぜのえき。こまきふう、ではない)」の由来は公式サイトでご覧ください。

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↑期間限定で、アニメ版「湯乃鷺駅」の表札も立てられています。このサビ具合とかたまんない!

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↑顔を近づけてみると・・・あちゃー、コレ引き伸ばしプリントやでw 湯乃鷺看板は離れて鑑賞しましょうね。

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↑駅舎の中には、『花いろ』ポスターがいっぱい! nano.RIPEも西岸駅でPV撮影してたようで、CMでばっちり流れていますが、ちゃんとポスター張ってあります。宣伝効果のほどは謎w


番外編

聖地巡礼という名目で撮ってきた写真は以上ですが、他にも参考になりそうな写真をいくつか紹介させていただきます。

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↑まずは、最新の第21話にて登場したシーンから。徹さんと民子が市場に食材選びに行くシーンですが、ここで登場するのが、金沢にある近江町市場。観光名所としてガイドブックにも載っているかなり大きな商店街で、魚介類を中心に石川県の名産品がたくさん売られています。たぶん二人が買い物をしていた魚屋さんで、 ウチはノドグロの一夜干しを買いましたw(劇中の描写から、位置的にたぶん同じ店だと思っています。アニメで描かれると分かってれば、写真撮ってきたのに!)

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↑続いて、こちらも21話のシーン。砂浜の海岸を車で走ることが出来る、なぎさドライブウェイですね。広い日本海を眺めながら、かなり長い距離を走行できる道です。天候によるのかもしれませんが、意外とカタくて丈夫な、コンクリートのような質感で、とても走りやすい道でした。

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↑説明不要の青鷺。写真だと分かりづらいですが、意外と大きくて優雅な鳥で、ついうっとり惚れ惚れしてしまいます。自分が旅行で主に訪れた輪島・奥能登方面ではほとんど見かけなかったので、石川県でも南部でのみ目撃できる鳥なのかも。アニメのような人懐っこさ(?)はありませんでしたw

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↑こちらはアニメと全然関係ない写真。のと鉄道の駅によく貼ってある貼り紙なのですが、「和倉ななお」ちゃんという謎の萌えキャラが。のと鉄道のマスコットキャラクターのようですが、名前を和倉温泉や七尾駅からとるのはまぁ良いとして、”ご当地キャラと言えばゆるキャラ”(あれ、何が面白いんでしょうね)というこのご時世にあって、おそらく『花いろ』タイアップなど思いもよらなかったであろう時期にこんなアニメファン向けの萌えキャラが採用されていたなんて、のと鉄道ってば恐ろしい子!w お世辞抜きで可愛らしいキャラクターなので、もっとガンガン押して欲しいところですね。
(※追記・・・指摘がありまして、この子の正体は「鉄道むすめ」シリーズの一人?なんだそうです。詳しくはこちら。ちなみに、リンク先に書いてある「まいもん」というのは、”うまいもの”という意味らしいですね。「まいもん寿司」という回転寿司チェーンが、ご当地ネタをふんだんに使ってめちゃめちゃ美味しかったのを覚えています。GWの昼時に行って1時間待ったけどw)



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↑最後に、今回のおみやげ。携帯撮影につき画質の悪さは堪忍願います。穴水駅で販売されている、限定クリアファイルです。デザインが素晴らしい! これは日頃の業務にはとても使えないですね。自慢用に、大切に保管しておきます。

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さて、いかがだったでしょうか。本当であれば、一人とか、アニメファンの友人たちと回れば、もっと有意義な聖地巡礼が出来たかもしれなかったでしょうが、家族旅行で行った自分にはこれくらいが精いっぱいでした。でも、『花咲くいろは』の放映中に、しかもちゃんとタイアップ企画が行われているときに訪れることができたというのは、とても幸運なことだったと思います。

また、アニメとか関係なく、石川県は本当に素晴らしいところで、うちは家族ぐるみですっかりハマってしまいました。海をはじめとする自然や、豊富な食材を使ったおいしい食べ物はもちろんですが、さすが加賀百万石と言われただけあって、洗練された文化が街のいたるところから感じられる地域でありました。またどうも石川というところは県や市の行政がお金を持っているのか、その使い方がうまいのか分かりませんが、いわゆる箱モノとされるような施設もじつに有意義な使われ方がされている印象を受けました。収益はどうか分かりませんが、訪れたら絶対に損はない大小のミュージアムや、しっかり保存されている文化遺産など、ほんの数泊の旅行ではとても回りきれない量と質を備えていて、大変驚かされました。うちの地元もぜひ見習ってほしいなぁと、正直羨ましかったですね。

さて関東の方にはとくに強く訴えたいのですが、能登なんて東京から飛行機で1時間で行けるんですよ!w そこからレンタカーを借りても良いし、数年後に開通を控えているらしい北陸新幹線で向かうのも良いと思います。また聞くところによると、金沢などは関西圏の観光客が多いそうで、そうなればアニメを通して知り合った関東・関西の友人同士がオフ会を開くのにも、もってこいのロケーションだったりするのではないですか?w 『花咲くいろは』もいよいよ佳境に入ってこようかという時期ですが、これを機に、石川県や北陸地方にもっともっと目を向けてみるのも良いのではないでしょうか。

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それでは、今回はこれにて以上です。