2011.04.19 暫定版(まどか除く)公開
2011.04.20 karimikarimiさんのレビュー統合
2011.05.01 まどか作品レビュー追加


2011年1-3月期に放送されたアニメ作品をアニプレッション!!の参加者でレビューしました。
今回もゲストとしてアニ☆ブロメンバーの方々にも参加して頂きました。
また、はてなブロガーのkarimikarimiさんにもご支援頂き、参加された皆様に、心より感謝致します。

これから追加参加者を募集して、更新します。
※画像をクリックすると、大きな画像で見ることが出来ます。

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ゲスト枠 : アニ☆ブロ(カニメガネさん、とりぐらふさん、晶さん)、karimikarimiさん

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<今季総括>

各人の今季総括については「続きを読む」をクリックしてください。

<ゲストの方の今季総括>

カニメガネさん(
シュミとニチジョウ
「綺羅星」やキュゥべえなど、印象に残るキャラやポーズが多かった印象です。こういった事が人気になるという事は、それだけ作品が認知されている事だと思います。大きいのは、その作品が2作とも原作無しのオリジナルアニメである事。アニメが年に100本近く量産されている現在に於いて、原作作品の枯渇は重大な問題です。1つの期間に2作もの良質なオリジナルアニメを輩出出来た事は、色々な意味で大きかったのではないでしょうか。
個人的には、とても楽しんだアニメが多いクールでありました。

とりぐらふさん(時は巡れど
私はどんな作品にも愛着が湧いてしまうので、最初に「今期は凶作」だなんて息巻いていても、最後には「そんなことはなかった」と満足する事が出来ていました。しかし今クールは「凶作だった」という思いばかりが残っています。
突き抜けて面白くも駄目でも無い作品ばかり。冒険心に満ち溢れた作品が少なく、全体的に平坦で見栄えがありません。尻すぼみしたり、盛り上がりが無かったり、目立たなかったり……そういう作品が本当に多かったです。タクトや2期作品を超えるポテンシャルをもつ作品が現れなかったのは悲しいことです。
とはいえ、今までの魔法少女を根底から覆してみせた「まどマギ」。思春期の心情を見事に探求した「放浪息子」、昔の作品を起用する事で新たな風を吹き込んだ「レベルE」など、良い点だって当然あります。それでも今期は全体的に「とことん地味」という印象が残っています。
多量なアニメ化による原作浪費問題が騒がれたことがありましたが、「そろそろネタ切れが見えてきたのではないか」。そんな一抹の不安を感じさせるクールとなりました。

晶さん(crystal cage
不作だと言われていた冬期でしたが、個人的には満足でした。
ただ「ストーリー」を楽しめた作品は少なかったように思います。
冬季アニメの印象は「キャラ推し」。そんな気がしますね。
あとはギャグ系作品が少し弱かったかなと思います。前期にミルキィホームズなどがあったのもあって、
どこか期待していた自分がいました。中途半端になってしまったアニメも多い印象ですね。
そういう意味では不作だったのかなと思います。最後に本当に個人的なことを1つ。
木曜深夜にアニメを集中させるのをやめて下さい(笑)

karimikarimiさん(karimikarimi)
ハートキャッチプリキュア、ジュエルペット てぃんくる☆、 ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ、と良作朝アニメの終了が印象的なクールでした。

<今季総括>

おはぎ(失われた何か
震災を受けてアニメを楽しみ方がちょっと変わったかもしれません。現実との関係は切っても切れないと改めて感じました。

ヨーク(所詮、すべては戯言なんだよ
『けいおん!!』の放送が終わり、完全燃焼と喪失感の中、迎えた冬アニメ。面白そうな作品が前評判ではあまり聞かなかったため、『フラクタル』のヤマカンの手腕に大きく注目が集まった中、幕を切りました。箱を開けてみれば、『フラクタル』のヤマカン×東浩紀×岡田磨里チームに対抗する形となった『まどか』という新房昭之×蒼樹うめ×虚淵玄×シャフトのチームが超ダークホースとして出現し、あっという間に、話題をかっさらっていきました。(個人的には岡田磨里はそちらのチームにはいかないで欲しかった)
それに『放浪息子』『君に届け」第2期など日常と恋愛をからめた話なども涙を誘い、『これゾン』や『IS』や『禁書目録』第2期などのラノベ原作も勢いを増して、個人としては気分は上々となるシーズンだったので、最高の冬を送れました。(木金集中のせいでリアルが大変なことになっていましたがw)
人によってはあまり面白いアニメがないと感じる人もいて、アニメを楽しめる姿勢が試されたシーズンだったので、コレを機にもっとアニメに対する向き合い方を考えさせるような印象でした。

月詠(刹那的虹色世界
『スタドラ』『まどか』などアニメを原作とする作品の台頭と(賛否両論あるだろうが)成功が目に留まった。特にこの二作品は、これまでアニメ視聴者の中に少なからずあったと思われる、「アニメオリジナル作品へのマイナスイメージ(面白くない、取っつきにくいなど)」を少しでも良い方向に変えてくれたのではないかと信じている。あとは数クール後、あるいは数年後振り返った時に、「コミックやラノベ、ゲームなど他分野に原作を依存してきたアニメ界を改めて活性化させてくれた起爆剤的な1クールになった」と思えることを祈るばかりである。
また、原作を持つアニメの中では作品としての芸術性やメッセージ性よりも、エンターテイメント性を強めた作品を多く観たかな、と言う印象がある。『Rio』や『お兄ちゃんのことなんか~』『IS』は特にその色が濃く、作品としてはB級っぽさがあるが、それを敢えて追求し貫き通すことで気軽に楽しめるエンターテイメントとしてのアニメ作品として確立出来たのではないだろうか。
そうした一方で、ヘヴィなストーリーを持っていたり重厚な世界観が組まれたりする少し前の主流作品はやや後退した感じは否めない。
来期(4-6月期)は今のところ『アニメオリジナル系』『日常系』『異世界召喚系』の三分野が多くを占めており、その中でどの作品が頭一つ飛び出すのか、あるいは飛び出せずにどの作品も「ドングリの背比べ」で終わってしまうのかに注目したい。

おパゲーヌス(妄想詩人の手記
精神的余裕の有無がアニメを受け入れる姿勢に大きく影響するのだということを、改めて、痛烈に実感した時期でありました。自分が本当に求めているモノがなかなかアニメで描かれないなぁと常々思ってきましたが、自分の生活スタイルが変わってみれば、いまのアニメの方向性がやはり正しかったんだと思わざるを得ないような、悔しい経験でした。でも、それでも僕はいつまでも、アニメに期待しつづけたい。

uhd(アニメを考えるブログ)
魅了的なストーリーの「まどか」、濃厚なキャラ描写を見せた「放浪息子」、テーマ性に優れた「フラクタル」、そして総合的に非常に高いレベルで整えられた「STAR DRIVER」と、それぞれ素晴らしい特長を備えた作品の揃ったクールだった。それぞれ一長一短はあるものの、それゆえに作品の個性というものがよく出ていて、いずれかの作品を楽しめたという方も多いのではないだろうか。昨年度は、キャラ押しでドタバタ劇を行うという作品が多く目立った印象があるが、ここにきて1クール(あるいは2クール)という長さでストーリーが作られている作品が目立っているというのはいい傾向だろう。今後も、売れそうな方向性の作品ばかりでなく飽くまでも個性を追究した作品の登場を願う。今季は、クール全体で楽しむことができたと思う。