「のんたんのanime大好きブログ」において感想を書かせていただいている、のんたんと申し上げます。
先日AT-Xにおいて放送されたヨスガノソラ第11話ですが、兄妹としての一線を越えてしまったということもありやはり驚きを隠せないという感想を自分も含め様々なブログにおいて目にしています。玄関で悠と穹が結ばれあっている姿を奈緒と梢に見られてしまうという終わり方をしていましたが、次回どのような最終回を迎えるのか気になって仕方がありません。
そんなことを思いながら様々なブログを読ませていただいていると、メルクマールさんが「ヨスガノソラ 第11話 『ソラメクフタリ』 感想」の中で、
現代では、恋愛はかなり自由ですが、江戸時代あたりはいろいろ不自由だったので、『許されざる恋愛』は演劇や文学の重要なテーマでした。その末路はたいてい心中で、『心中物』と呼ばれるジャンルになっています。 悠と穹の恋愛も、このままでは心中しか無さそうですが、さすがにそんなバッドエンドにはしないような。二人がどう救われるのかに興味はあります。ということが書かれていました。
“心中”という方向に向かうとしても不思議ではないように思うのですが、個人的にもこのようなバットエンドにはしないように思われますし、なにより穹には亡くなってもらいたくはありません。
そこで大学の授業をそっちのけでアニメを見ていると、どのような展開を見せるのかその方向性をOP・EDが示しているように思われました。
それでは以下、OP・EDからの予想ではありますが書かせていただきたいと思います。
(1) 心中の可能性について
メルクマールさんが書かれているように「許されざる恋愛」の末路は心中であるというテーゼや、OPが心中の可能性を物語っているように思われます。
OPの中で「飛び立つ」という歌詞に合わせて2人が空（天国）に向かって向かっているということや次回のサブタイトルが「ハルカナソラヘ」というようにハルカナソラ、すなわち天国に向かっていくということを表しているかのように思われます。
さらに瑛が「そこ（神社の湖）へ行けば再び生まれ変わって人生をやりなおせるのじゃ。」という発言をしているのです。
悠が読んでいた本の中で近親者間の恋愛は倫理に反するという記述や、梢からの「現実にあったらちょっと引きますよね」という発言、玄関で奈緒と梢に見られてしまった、この一生叶うことのない2人の関係をやり直せたらとその想いを神社の湖に寄せ、心中することになるのではないでしょうか。
OPにおいても描写も全体的に水に囲まれている描写が多いということや、神社に向かっている描写、濡れた2人が抱き合っている描写などその湖での心中をうかがわせるものがあります。
(2) 奈緒ルートとの整合性
(1)で述べたように心中の可能性を暗示させるものが第11話からはもちろん、OPからも暗示させるものがありました。
ですがそのような作風にしてしまうと奈緒ルートと穹ルートとの整合性を持たせることができないのです。
奈緒ルートの最終話であった第9話において仲の悪かった穹と奈緒がある程度、心を打ち解け合うことができたように思われます。
それにここでは、ビンの底が丸であるならば甘くて、四角であるならばシュアシュアが強いということはそれぞれ、“心が打ち解け合う”ということと“葛藤”ということを表わし、結果としてビンの底が丸であったことからも、心が打ち解け合うということを強調していたのではないでしょうか。
仮に穹ルートにおいて心中という方向性に向かってしまうのであれば、穹は心中することで亡くなってしまい、奈緒は穹と打ち解け合うことができず、かつ悠とはうやむやな関係を残すことになり、穹ルートが単なるバットエンドとなってしまうのです。
そのようにならないために、また奈緒と悠・穹とが打ち解け合うきっかけとなることを暗示させている描写がEDの中で、心中しようとしている悠と穹を奈緒が助けるということを暗示させる描写が存在するのです。
これは心中しようとしている悠と穹を奈緒が助けるということを表現しているのではないでしょうか。
(3) 結語
このように助けることによってその後、どのような展開が待ち構えているのかEDからは受け取ることはできません。
ですがこのように奈緒が悠と穹を助けることによって打ち解け合うきっかけが閉ざされるということがなくなり、上記のような奈緒と穹が打ち解け合うことができず、悠とはうやむやな関係というバットエンドへと向かう可能性は格段に下がり、奈緒ルートとの整合性を持たせることができるように思われます。
また心中へと向かう姿（始まり）をOPに描き、奈緒が助けるということ（終わり）をEDに描いわけているということも意味があるように感じられました。
原作未プレイの予想ですので外れる確率はかなり高いですが、なによりも奈緒ルートの終わり方もお互いに打ち解け合うことができた以上、穹ルートも打ち解け合う終わらせ方をして頂きたいものですね。
という気持ちで書かせて頂きました。
このような見方もあるよねという感じで最後まで読んで頂けたのであれば、ありがたい限りです。
メルクマールさんが書かれているように「許されざる恋愛」の末路は心中であるというテーゼや、OPが心中の可能性を物語っているように思われます。
OPの中で「飛び立つ」という歌詞に合わせて2人が空（天国）に向かって向かっているということや次回のサブタイトルが「ハルカナソラヘ」というようにハルカナソラ、すなわち天国に向かっていくということを表しているかのように思われます。
さらに瑛が「そこ（神社の湖）へ行けば再び生まれ変わって人生をやりなおせるのじゃ。」という発言をしているのです。
悠が読んでいた本の中で近親者間の恋愛は倫理に反するという記述や、梢からの「現実にあったらちょっと引きますよね」という発言、玄関で奈緒と梢に見られてしまった、この一生叶うことのない2人の関係をやり直せたらとその想いを神社の湖に寄せ、心中することになるのではないでしょうか。
OPにおいても描写も全体的に水に囲まれている描写が多いということや、神社に向かっている描写、濡れた2人が抱き合っている描写などその湖での心中をうかがわせるものがあります。
(2) 奈緒ルートとの整合性
(1)で述べたように心中の可能性を暗示させるものが第11話からはもちろん、OPからも暗示させるものがありました。
ですがそのような作風にしてしまうと奈緒ルートと穹ルートとの整合性を持たせることができないのです。
奈緒ルートの最終話であった第9話において仲の悪かった穹と奈緒がある程度、心を打ち解け合うことができたように思われます。
それにここでは、ビンの底が丸であるならば甘くて、四角であるならばシュアシュアが強いということはそれぞれ、“心が打ち解け合う”ということと“葛藤”ということを表わし、結果としてビンの底が丸であったことからも、心が打ち解け合うということを強調していたのではないでしょうか。
仮に穹ルートにおいて心中という方向性に向かってしまうのであれば、穹は心中することで亡くなってしまい、奈緒は穹と打ち解け合うことができず、かつ悠とはうやむやな関係を残すことになり、穹ルートが単なるバットエンドとなってしまうのです。
そのようにならないために、また奈緒と悠・穹とが打ち解け合うきっかけとなることを暗示させている描写がEDの中で、心中しようとしている悠と穹を奈緒が助けるということを暗示させる描写が存在するのです。
これは心中しようとしている悠と穹を奈緒が助けるということを表現しているのではないでしょうか。
(3) 結語
このように助けることによってその後、どのような展開が待ち構えているのかEDからは受け取ることはできません。
ですがこのように奈緒が悠と穹を助けることによって打ち解け合うきっかけが閉ざされるということがなくなり、上記のような奈緒と穹が打ち解け合うことができず、悠とはうやむやな関係というバットエンドへと向かう可能性は格段に下がり、奈緒ルートとの整合性を持たせることができるように思われます。
また心中へと向かう姿（始まり）をOPに描き、奈緒が助けるということ（終わり）をEDに描いわけているということも意味があるように感じられました。
原作未プレイの予想ですので外れる確率はかなり高いですが、なによりも奈緒ルートの終わり方もお互いに打ち解け合うことができた以上、穹ルートも打ち解け合う終わらせ方をして頂きたいものですね。
という気持ちで書かせて頂きました。
このような見方もあるよねという感じで最後まで読んで頂けたのであれば、ありがたい限りです。
