こんにちは、おはぎです。
今回の記事は「魔法少女リリカルなのは」シリーズについてです。とても好きなシリーズなのですが、なぜ好きなのかを考えた時にある事が思い浮かびました。
それは「魔法少女リリカルなのは」がロボットアニメではないかという事です。僕はロボットアニメが好きです。そして、よくよく「なのは」を見てると、ロボットアニメの匂いがプンプンするのです。
今回は、なぜ「なのは」がロボットアニメなのかをご説明し、その人気の秘密の一端に迫りたいと思います。
今回の記事は「魔法少女リリカルなのは」シリーズについてです。とても好きなシリーズなのですが、なぜ好きなのかを考えた時にある事が思い浮かびました。
それは「魔法少女リリカルなのは」がロボットアニメではないかという事です。僕はロボットアニメが好きです。そして、よくよく「なのは」を見てると、ロボットアニメの匂いがプンプンするのです。
今回は、なぜ「なのは」がロボットアニメなのかをご説明し、その人気の秘密の一端に迫りたいと思います。
1 「デバイス」がロボットの役目を果たしている
主要キャラ達が変身する為、あるいは戦いに用いる「デバイス」というアイテムがあります。見ればわかるのですが、機械です。本編では「デバイス」は戦いで壊れ、破損し、修理をうけます。さらに変形もしますし、強敵が現れるとこれに対抗してパワーアップも果たします。
この事を踏まえて、「デバイス」の部分を「ロボット」に置き換え見て下さい。何の不自然さもないと思います。つまりなのはの「デバイス」は搭乗しないだけであって、実質はロボットみたいな役目を果たしていると言えるのです。言い変えれば、変身する行為がロボット搭乗に置き換わっているのでしょうね。
そして武器的な部分やロボット的な意匠は「デバイス」がその機能を有しているとも言えるわけです。
2 元ネタにロボットアニメのものが多い(または連想させる)
① 白を基調とし青を多少ちりばめた配色、シルエット、遠距離砲撃型の戦闘スタイルから察するに「高町なのは」の変身後の姿は、「新機動戦記ガンダムW」のウィングガンダムを連想。またStSで使っていたブラスタービットは形状、使用方法含めて、ガンダムシリーズに登場する「ビット」や「ファンネル」系の武器に似ている。
② 黒を基調とした配色、シルエット、鎌形の武器、フェイトの変身後の姿は「新機動戦記ガンダムW」のガンダムデスサイズを連想させる。
③ ヴィータの持つグラーフアイゼンは「勇者王ガオガイガー」のゴルディオンハンマー
④ シグナムが持つレヴァンテインは、「機甲界ガリアン」のガリアンソード
⑤ スバル=ナカジマはその近距離の戦闘スタイルからスーパーロボット大戦のR-1や機動武闘伝GガンダムのGガンダムを連想させる。
味方・敵とも、メカニカルな武器・装備、戦闘スタイルがロボットに見立てられると思います。こうした見立ては当たろうが、当たらなくても、こういう行為自体は楽しいものだと思います。
参考までに↓
【なのは】Wガンダムなのカスタム作ってみた!!!―特別編―
僕が考えている事を実践されています。
3 ロボットアニメの手法を取り入れた戦闘シーン。
空中でロボットのビーム兵器のようなエネルギー砲を撃ち合い、人とは思えない動き(殆どのキャラが人間では無いのは置いといて)とアクションを繰り広げる彼女達。その激しい動きはまるでロボットアニメのよう。実際には無印なのはの12話で、なのはとフェイトはロボットのような敵とも戦っています。こうしたロボットアクションのような戦闘要素に貢献していたのが、Asまで参加していたアニメーターの斉藤良成氏です。
斉藤氏は大張正巳氏の弟子筋に当たる人です。ここで大張氏の説明をしますと、大張氏は大張系、大張パンチという造語が出来るほど、独自のロボットアクションを確立したアニメーターです。最近では超重神グラヴィオン、プリズムアークの監督で有名でしょうか。斉藤氏はこの大張氏を継承した作画を行い、そのロボットアクション作画テイストをなのはに取り入れました。一番わかりやすいのが、なのはやフェイトの変身シーンですが、魔法少女の変身シーンとロボットアニメの変形と合体シーンの良い所を上手く融合した映像になっています。
なぜロボットアニメの手法を取り入れたのかは正直明確な回答を出せません。ただ、なのはとフェイトが空中で戦うという場面がある時に、参考になるのがロボットアニメだったからではないかと推測しています。もしくは2で挙げたロボットアニメの元ネタと連動させる為に、アクションもロボット風味にした事も考えられます。まぁ想像するに原作者兼脚本家の都築真紀氏がロボットアニメが好きなのは間違いないと思います。
以上、「魔法少女リリカルなのは」がロボットアニメであるという説明でしたが、主観的イメージで語っている部分が殆どで、伝わらない部分が多々あると思います。
一つ思うのは、「なのは」の人気の高さは一つのジャンルを超えたハイブリッドな点にあると思います。「魔法少女」であり「少年漫画」であり「リリカル」な部分もそうです。僕の妄想で言えば「ロボットアニメ」の要素も大きく入り込んでいるというこの多様性がこの作品に込められているのは間違いないと思います。ひと粒で色々な楽しみ、面白さがある。これが多くのファンを獲得した人気の秘密であると思います。
そんなことよりも
フェイトちゃんが何より可愛い事が重要なのです。
主要キャラ達が変身する為、あるいは戦いに用いる「デバイス」というアイテムがあります。見ればわかるのですが、機械です。本編では「デバイス」は戦いで壊れ、破損し、修理をうけます。さらに変形もしますし、強敵が現れるとこれに対抗してパワーアップも果たします。
この事を踏まえて、「デバイス」の部分を「ロボット」に置き換え見て下さい。何の不自然さもないと思います。つまりなのはの「デバイス」は搭乗しないだけであって、実質はロボットみたいな役目を果たしていると言えるのです。言い変えれば、変身する行為がロボット搭乗に置き換わっているのでしょうね。
そして武器的な部分やロボット的な意匠は「デバイス」がその機能を有しているとも言えるわけです。
2 元ネタにロボットアニメのものが多い(または連想させる)
① 白を基調とし青を多少ちりばめた配色、シルエット、遠距離砲撃型の戦闘スタイルから察するに「高町なのは」の変身後の姿は、「新機動戦記ガンダムW」のウィングガンダムを連想。またStSで使っていたブラスタービットは形状、使用方法含めて、ガンダムシリーズに登場する「ビット」や「ファンネル」系の武器に似ている。
② 黒を基調とした配色、シルエット、鎌形の武器、フェイトの変身後の姿は「新機動戦記ガンダムW」のガンダムデスサイズを連想させる。
③ ヴィータの持つグラーフアイゼンは「勇者王ガオガイガー」のゴルディオンハンマー
④ シグナムが持つレヴァンテインは、「機甲界ガリアン」のガリアンソード
⑤ スバル=ナカジマはその近距離の戦闘スタイルからスーパーロボット大戦のR-1や機動武闘伝GガンダムのGガンダムを連想させる。
味方・敵とも、メカニカルな武器・装備、戦闘スタイルがロボットに見立てられると思います。こうした見立ては当たろうが、当たらなくても、こういう行為自体は楽しいものだと思います。
参考までに↓
【なのは】Wガンダムなのカスタム作ってみた!!!―特別編―
僕が考えている事を実践されています。
3 ロボットアニメの手法を取り入れた戦闘シーン。
空中でロボットのビーム兵器のようなエネルギー砲を撃ち合い、人とは思えない動き(殆どのキャラが人間では無いのは置いといて)とアクションを繰り広げる彼女達。その激しい動きはまるでロボットアニメのよう。実際には無印なのはの12話で、なのはとフェイトはロボットのような敵とも戦っています。こうしたロボットアクションのような戦闘要素に貢献していたのが、Asまで参加していたアニメーターの斉藤良成氏です。
斉藤氏は大張正巳氏の弟子筋に当たる人です。ここで大張氏の説明をしますと、大張氏は大張系、大張パンチという造語が出来るほど、独自のロボットアクションを確立したアニメーターです。最近では超重神グラヴィオン、プリズムアークの監督で有名でしょうか。斉藤氏はこの大張氏を継承した作画を行い、そのロボットアクション作画テイストをなのはに取り入れました。一番わかりやすいのが、なのはやフェイトの変身シーンですが、魔法少女の変身シーンとロボットアニメの変形と合体シーンの良い所を上手く融合した映像になっています。
なぜロボットアニメの手法を取り入れたのかは正直明確な回答を出せません。ただ、なのはとフェイトが空中で戦うという場面がある時に、参考になるのがロボットアニメだったからではないかと推測しています。もしくは2で挙げたロボットアニメの元ネタと連動させる為に、アクションもロボット風味にした事も考えられます。まぁ想像するに原作者兼脚本家の都築真紀氏がロボットアニメが好きなのは間違いないと思います。
以上、「魔法少女リリカルなのは」がロボットアニメであるという説明でしたが、主観的イメージで語っている部分が殆どで、伝わらない部分が多々あると思います。
一つ思うのは、「なのは」の人気の高さは一つのジャンルを超えたハイブリッドな点にあると思います。「魔法少女」であり「少年漫画」であり「リリカル」な部分もそうです。僕の妄想で言えば「ロボットアニメ」の要素も大きく入り込んでいるというこの多様性がこの作品に込められているのは間違いないと思います。ひと粒で色々な楽しみ、面白さがある。これが多くのファンを獲得した人気の秘密であると思います。
そんなことよりも
フェイトちゃんが何より可愛い事が重要なのです。
ですが、私見で申し訳ありませんが、ロボットが出ている作品が、“ロボットアニメ”と呼ばれるかどうかは、作品の内容、魅力の中での“ロボット”が占めるウエイトによると思うんですよ。
例えば、「ロボットアニメ」のロボットは、搭乗者キャラと関係なしに、それ単体で独立した人気を持ってることが多いですよね?
(「ガンダム」シリーズでいうなら、Zガンダム好きだっていう人間が、必ずしもカミーユ好きなわけじゃないですよね?)
で、「なのは」の例になるのですが、レイジングハートやバルディッシュなどのディバイス類が、作品の内容、魅力の中でそこまでウエイトを占めているかというと…残念がらそうじゃないように思えます。
「なのは」のディバイス類は、どちらかというと、聖闘士星矢におけるクロス、スクライドにおけるアルター能力といった、キャラと分離不可能な(もっと言ってしまえばキャラに付属する)アイテム、ギミック、特殊能力といったものに属するのではないかと思えますが…。
(あくまで僕の私見なので、お気に触ったのならすいません)